子供名義で株を購入できるようになるまでの手続き
子供名義で株を購入するために必要な手続きは以下の2つ
- 証券口座開設(+ジュニアNISA開設)
- 銀行口座開設
まず決めるのは証券口座
未成年の証券口座を開設するには、基本的には親権者が保有している証券口座と同じところで開く必要があります。
なお、証券口座であっても0歳から開設が可能です。
私は自分の保有しているSBI証券で申し込みしました。
申込み方法は、自身のマイページから「ジュニアNISAの申込」を選ぶだけです。
証券口座の開設とジュニアNISA開設は同時に行うことができ、必要事項を入力して申込をすると2〜3日で書類が自宅に到着。
必要書類を添付して返送したら、約2週間後に子供の証券口座開設されます。
そしてさらに約2週間後にジュニアNISA口座が開設されました。
銀行口座も並行して開設申し込み
私の場合は、SBI証券と連携するができるSBI銀行を開設しました。
連携することでSBI証券口座内の現金がSBIハイブリッド預金という金利のつく口座へ自動スイープされます。また、証券口座での買付余力へも反映されるため株式の買付などもそこから可能で便利です。
銀行口座はなるべく証券口座と連携できるものを選ぶのが良いと思います。そうすることで、証券口座で受け取った配当金・分配金を放置せずに活かすことができ、上記のような仕組みができるのは確認できる限りでは2023年6月時点ではSBI証券限定です。
SBI証券×SBI銀行以外にも証券口座から銀行口座へ自動スイープされ、かつ買付余力へ反映される口座はありますが、それぞれ以下の理由で対応できません。
・楽天証券×楽天銀行:未成年口座の場合はマネーブリッジの登録ができない
・カブコム証券×auじぶん銀行:じぶん銀行が15歳未満では口座開設できない
SBI銀行での未成年口座の開設は、アプリから申込みをする必要があります。
申込みの数日で書類到着後、必要事項を記載し住民票(世帯全員)を添付・返送したら、その約2週間後に開設がされました。
必要書類については、以下のページで確認できます。
SBI銀行は2023年1月より第一生命支店が、2023年3月よりフルーツ支店で15歳未満の口座開設が可能となりました。
【第一生命NEOBANK ※コードの有効期限:2025年3月31日まで】
私の紹介コードです
・紹介コード【oFuMKMr】
・キャンペーンページ【https://netbk.jp/4boAv30】からアプリをダウンロードして、口座開設画面の最後で紹介コードを入力してください。
ジュニアNISAについて
ジュニアNISAは2023年末で廃止されますが、廃止されることにより今入っている・これから入る方は逆に使い勝手が良くなります。
関連記事2023年末にジュニアNISA終了!成人まで分配再投資の投資信託がおすすめ
ジュニアNISA廃止によるメリット
「18歳まで引き出せない」というデメリットがあったジュニアNISAですが、ジュニアNISAの制度自体が廃止されることにより、2024年以降いつでも払出しができることになります。
以下ページの最下部にその旨記載があります。
もし18歳未満で払い出ししてしまった場合、2023年までは課税されてしまったのですが、2024年以降は非課税のまま払い出しが可能です。
0歳で株主にした理由
天気予報は見るけど日経平均株価とドルは見てみぬふり
テレビで日経平均株価やドルの推移は天気予報と同じように毎日・毎回ニュースで放送されていますが、小さい頃には天気予報しか内容がわかりませんでした。
日経平均株価とドルは聞き流され、家族間で話題になることはほとんどありませんでした。
おそらく、ほとんどの人が同じような経験をしていたのではないかと思います。
義務教育の中でも真剣に勉強した記憶がないものの、生きる上でとても大切なお金のこと。
天気予報と同じレベルで毎日・毎回ニュースで流れる大事なことなんだから、家庭でしっかり身をもって教えていきたいと考えた結果、小さいときから株主にして触れさせておくことが最適だと私は考えました。
将来、0歳から株主になってよかったと思えるように
将来、子供が小さいうちからお金の教養を身につけてもらうために。
大きくなってからもお金に困らないために。
お金のことは聞いちゃいけないことだと誤解しないように。
私は、わが子を0歳から株主にしました。
0歳児宛に株主関係の書類・荷物が届く
0歳児宛に各企業から配当金や株主優待の封筒が届くのは微笑ましいですが、株主にすることは、金銭的にも教育的にも将来、有意義なものになると私は思っております。
開設した0歳児の証券口座で何の株を購入するか
政府が株を保有している企業
0歳時点で保有する株については、長期で保有しつづけることになるため「将来性のある」「長期的に存続できるかどうか」が重要です。
その中で、政府が株を保有している企業を選択肢に上がることにしました。JTやNTT、日本郵政等の株も政府は保有しています。
なお、JTの配当金は2024年3月期は年間188円予想となっており、お年玉代わりにもなります。
※個別銘柄を推奨しているわけではありません
全世界株式インデックスファンド(通称:オールカントリー、オルカン)
その名のとおり全世界の株へ投資するファンドです。
投資対象が多少違えど「世界は少しずつ良くなる」を前提においた場合、全世界を対象にしたファンドは長期投資の選択肢として最適解の一つになると思います。