商品選定の基準
私が確定拠出年金の運用商品を選ぶ基準は
①手数料が安い
②海外株式であること
この2つです。
手数料を気にする理由
手数料が安いことはすごく大事で、60歳まで残高を維持し続けるため、残高に対して天引きされる手数料の総額はバカになりません。
そのため、まずは信託報酬の比較を行います。
日本株式を選ぶ人でも、海外株式を選ぶ人でも、まずは最も信託報酬がやすいのはどれかを確認しましょう。
ちなみに、この信託報酬とは運用してくれた業者への手間賃なのでとにかく安いものを選ぶのがおすすめです。
信託報酬(手間賃)が高いからといって利益がでるとは限りません。
海外株式を選択する理由
海外株式であることについては、日本株・債券は普通の証券口座で簡単に運用できますが
外国株は手数料の関係からあまり運用しておりません。
そのため、確定拠出年金で資産に組み入れることにしております。
全体の資産の一部として考える
確定拠出年金の商品選定は、全体の資産の一部として考えた方がよいです。
そう考えると、定期預金はすぐに銀行でできるため、確定拠出年金の選択肢から即除外されるかなと思います。
非課税メリット
また、確定拠出年金は運用益(値上がり)に対して税金がかからないので、
この制度をフル活用するために株式をチョイスしております。
新入社員のときになんとなく選んでいる方がいたら、見直しをしてみてはいかがでしょうか。
入社時に適当に選んでしまっても変更可能
入社後にもらえる確定拠出年金のログイン・パスワードを使ってログインをしましょう。
毎月の掛け金をどの商品に割り振るか決める配分変更と、
これまで積み立ててきた商品を別の商品に乗り換えるスイッチングができます。
商品ラインナップが変わることもあります
確定拠出年金に加入している間、いつの間にか扱っている商品ラインナップが変わっていることもあります。
年に1度は運営管理機関から積み立て状況のお知らせが送られてきますので、少なくともそのタイミングでログインして
商品ラインナップが変わっていないか確認するのが良いと思います。
もし、今拠出している銘柄より信託報酬が安く魅力的なものが登場したら、スイッチング、配分変更などで乗り換えていきましょう。