お年玉は全額証券口座へ!わが家の「株主優待」で潤う子育て戦略

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お子さんのお年玉、どのように管理していますか?

銀行に貯金しているだけではもったいない! と感じている方も多いのではないでしょうか。

わが家では、お年玉をはじめとする子どものお金はすべて証券口座へ移し、銀行口座は常にゼロ円です。

これは、単にお金を貯めるだけでなく、「お金に働いてもらう」という考え方を子どもの頃から自然に身につけてほしいという願いが込められています。そして、そのお金で主に個別日本株への投資を行っています。

投資信託も一部保有していますが、メインは株主優待の還元率が高い銘柄を選ぶのがわが家流。なぜなら、配当目的だと再投資が面倒に感じたり、キャピタルゲイン(値上がり益)狙いだけでは、株価の変動に一喜一憂しやすく、子どものお金の教育という観点からは面白みに欠けると感じるからです。

株主優待は、企業からの「ありがとう」というプレゼントのようなもので、これが日々の生活に彩りを与えてくれるのが最大の魅力です。

「生活を豊かにする」が目的の株主優待投資

わが家の株主優待投資の目的は、明確に「日々の生活を豊かにすること」です。

単に資産を増やすだけでなく、届く優待品やサービスを通じて、生活費を抑えたり、家族の楽しみを増やしたりすることを目指しています。具体的にどんな銘柄に投資しているかというと、以下のような企業が挙げられます。

・ヤーマン:美容家電や化粧品などに使える優待券は、家族にとって実用性が高く、とても喜ばれます。使ってみたかった美顔器を優待で手に入れられると、日々のスキンケアも楽しくなります。

・フランスベッド:自社グループの寝具や健康関連商品に利用できる優待割引券は、長く使えるものなので家計に優しいですね。質の良い睡眠は健康の基本ですから、家族の健康維持にも貢献しています。

・千趣会:ベルメゾンで使えるお買い物券は、日用品や衣料品の購入に役立ち、節約効果も大きいです。子どもの成長に合わせて必要になるものも、優待で賄えるのは助かります。

・ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、エディオン:これら家電量販店グループの優待は、自社店舗で使える割引券です。わが家では家族全員で最低株数を保有し、株主優待利回りを最大限に高めています。これにより、家電の買い替えや日用品の購入費を大幅に抑えることができ、家計が本当に助かっています。特に、高額になりがちな家電製品を優待で賄えるのは大きなメリットです。新生活の準備や故障時の買い替えなど、いざという時に優待がある安心感は大きいです。

・ヤマハ発動機:優待はカタログギフトとなっており、様々な商品の中から好みのものを選べます。バイク関連商品に限定されず、生活に役立つ品々を選べるため、家族それぞれのニーズに合わせて活用でき、生活の質を高めてくれます。

これらの企業は、自社製品やサービス、商品券など、生活に密着した優待を提供してくれることが多いのが特徴です。優待が届くたびに、家族で「今度は何を選ぼうか」「どこで使おうか」と話し合うのも、わが家にとっての楽しみの一つになっています。

子どもと一緒に「お金の教育」

この投資戦略は、単に優待を得るためだけではありません。むしろ、子どもたちに生きた「お金の教育」を施す貴重な機会だと考えています。

まず、子どもと一緒に株主優待をチェックしたり、届いた優待品を使ったりすることで、「自分のお金が、モノやサービスに変わる」という具体的な感覚を自然と身につけさせることができます。

銀行預金ではなかなか実感しにくい「お金が働いてくれる」という感覚を、優待品を通じて肌で感じられるのです。また、優待銘柄を選ぶ際には、企業がどんな事業をしているのか、どんな優待を提供しているのかを一緒に調べます。なぜその優待が提供されているのか、その企業は社会でどのような役割を担っているのか、といったことを話し合う中で、社会や経済への興味を深める良いきっかけにもなります。

スーパーや家電量販店で「これは〇〇の株主優待で買えるね」といった会話が自然と生まれることもあります。これは、銀行口座に眠らせておくだけでは決して得られない、実践的なお金の学びです。さらに、株価の変動や、企業業績と優待の関係など、経済の仕組みを学ぶ機会にもなります。

もちろん、投資にはリスクが伴いますが、優待目的であれば長期保有を前提とし、日頃から利用している企業や応援したい企業を選ぶことで、リスクを抑えながら投資の楽しさを知ることができます。子どもが「この会社の株価が上がったら、優待が増えるかな?」と、自ら経済ニュースに興味を持つようになることもあります。

まとめ:賢く増やして生活を豊かに

子どものお金を証券口座で運用し、株主優待を積極的に活用するこの方法は、お金を賢く増やしながら、同時に日々の生活も豊かにしてくれる一石二鳥の戦略です。

子どもたちは、自分のお金がどのように社会に繋がり、どのように価値を生み出すのかを体験的に学ぶことができます。そして親にとっても、家計の節約と同時に、子どもとの共通の話題が増え、より豊かな家族の時間を過ごすきっかけにもなります。あなたも、お子さんのお金を「貯める」だけでなく「活かす」選択肢を考えてみませんか? 最初の一歩は小さくても、きっと大きな実りをもたらしてくれるはずです。