有料のカードであれば海外旅行保険の自動付帯は当然にありますが、年会費無料で自動付帯になるカードやラウンジに入る際の人数別でおすすめのカードを紹介します
本記事を読めば以下のことがわかります
・自動付帯のカードは持っているだけで保険適用 ・年会費無料で自動付帯のカードは以下の4種類 スルガ銀行ANA支店デビットカード エキサイトマスターカード イオンKNTカード DCカード Jizile(ジザイル) ・ラウンジおすすめ 1人:年会費11,000円 2人:UCプラチナ年会費19,800円 4人:オリコプラチナ年会費20,370円 ・MIゴールドのTIATラウンジはおすすめできない
海外旅行保険が付帯されるクレジットカード
海外旅行保険とは
海外旅行中のケガや病気・死亡した際に保険がおります。
また、カードによっては携行品が破損した際や飛行機が遅延した際に保険がでるものもあります。
自動付帯と利用付帯
クレジットカードの海外旅行保険には自動付帯と利用付帯の2種類があります。
自動付帯はカードを持っているだけで自動的に海外旅行保険が適用されるもの。
利用付帯は旅行代や海外旅行に行くまでの国内の移動費などを支払いした場合に海外旅行保険が適用されるもの。
今回は自動付帯をご紹介いたします。
複数保有していた場合はどうなるのか
自動付帯や利用付帯のクレジットカードで複数の保険が適用になった場合、
死亡・後遺症は最も保険金額が高いカードが適用になります。
その他の疾病や傷害保険などは、複数のカードの保険がある場合はそれぞれの金額を合算した金額が保険金額となります。
スルガ銀行ANA支店デビットカード
傷害:死亡・後遺障害 | 500万円 |
---|---|
傷害:治療費用 | 150万円 |
疾病:治療費用 | 150万円 |
携行品 | 10万円 |
賠償責任 | 1,000万円 |
救護者費用 | 150万円 |
航空機遅延費用 | 1万円 |
航空費寄託手荷物遅延等費用 | 2万円 |
Excite Mastercard
補償項目 | 保険金額 | ||
---|---|---|---|
傷害 | 死亡・ 後遺障害 | カード会員ご本人様2,000万円 | |
治療費用 | カード会員ご本人様200万円 | ||
疾病 | 治療費用 | カード会員ご本人様200万円 | |
個人賠償責任 (免責金額0円) | カード会員ご本人様2,000万円 | ||
携行品損害 (免責金額3,000円) | カード会員ご本人様20万円 | ||
救援者費用等 | カード会員ご本人様200万円 |
イオンKNTカード
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
---|
DCカード Jizile(ジザイル)※リボ払い専用カード
死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 |
傷害・疾病治療 | 30万円限度 |
賠償責任 | 最高1,000万円 |
携行品損害 | 最高10万円 (1事故当りの自己負担額3,000円) |
救援者費用 | 50万円限度 |
自動付帯→利用付帯になってしまったカード
エポスカード
2023年10月1日よりエポスカードおよびエポスゴールドカードの海外旅行保について、自動付帯から利用付帯へと変更となります
※プラチナカードは自動付帯のままです
ジャックスカード
2023年10月1日(日)出発分より「海外旅行傷害保険」は、一部ゴールドカード・プラチナカードを除いて利用付帯となりましたのでご注意ください。
- 横浜インビテーションカード
- ダイワプライマリーカード
- ノジマ・ジャックス・JCBカード
ラウンジに入る人数別おすすめカード
[1人以下]
楽天プレミアムカード(年会費11,000円)
SBI銀行プラチナデビットカード(年会費11,000円)
JCBゴールドザプレミア(100万円以上利用で年会費11,000円)
セゾンアメックスゴールド(条件達成でカード年会費無料、プライオリティパス年会費11,000円)
[2人以下]
UCプラチナカード(年会費16,500円)+家族カード(年会費3,300円)
MUFGプラチナカード(年会費22,000円)+家族カード
静銀セゾンプラチナカード(年会費22,000円)+家族カード
デルタスカイマイルゴールド(年会費28,600円、同伴者1名無料)
[4人以下]
オリコカードプラチナ(年会費20,370円)+家族カード×3
ジャックスカードプラチナ(年会費22,000円)+家族カード×3
MIゴールドカード(年会費5,500円、同伴者1名無料)+家族カード(年会費1,100円、同伴者1名無料)
18歳以上の家族がいる場合は家族カードでも同伴者1名無料でも対応できますが、子供をラウンジに入れる場合は同伴者1名無料があると便利です。
プライオリティパスって?
全世界1,300箇所以上の空港ラウンジを利用できます。
ラウンジでは飛行機の待ち時間に軽食やアルコール、シャワーを浴びるなどができます。
主には以下のようなプラチナなどのステータスカードに付帯されており、これらは年会費もなかなかです。
セゾンプラチナアメックス、JCBプラチナ、JALプラチナ、ANAプラチナetc
その中でも年会費を抑えてプライオリティパスを取得できるカードをご紹介いたします。
楽天プレミアムカード
年会費11,000円
プライオリティパスが1枚付帯されますので1人で旅行に行く人におすすめです。
2025年1月1日から空港ラウンジの利用が無制限→年間5回に改悪されます
楽天カードには既存会員による紹介制度があります。
以下のリンクからお申込みされると今なら最大6,000ポイントがもらえます
住信SBIプラチナデビットカード
年会費11,000円
2023年11月30日までLoungeKey(ラウンジ・キー)
2023年12月1日からPriority Pass(プライオリティ・パス)
旅行保険やモバイル端末の保険も充実している一枚です
JCBゴールドザ・プレミアム
年会費16,500円ですが年間100万円以上利用で年会費11,000円となります
招待制となっておりJCBゴールドからのインビテーションが必要です
セゾンゴールドアメックス
セゾンゴールドアメックスに11,000円でプライオリティ・パスのオプションをつけることができます
カード自体の年会費は11,000円ですが、ある一定の条件をクリアしインビテーションをうけると年1回利用で年会費無料のカードとなります
関連記事【徹底比較】年会費無料ゴールドカードのインビテーションと申込条件
セゾンアメックスには既存会員からの紹介制度があります
以下のURLから申込されると最大12,000円分のAmazonギフトカードがもらえます
UCプラチナカード
年会費16,500円に年6回までプライオリティパス無料がついています
家族カードを年会費3,300円で持つことができ、こちらもプライオリティパス年6回無料付です
MUFGプラチナカード
年会費22,000円+家族カード1名無料
プライオリティパスが付帯されております。
また、家族カードが無料で1枚発行でき、その家族カードにもプライオリティパスが付帯します。
夫婦・家族で旅行する際などにおすすめです。
同伴者のご利用には別途3,300円(税込)
静銀セゾンプラチナアメックスカード
年会費22,000円+家族カード1名無料
プライオリティパスが付帯されております。
また、家族カードが無料で1枚発行でき、その家族カードにもプライオリティパスが付帯します。
夫婦・家族で旅行する際などにおすすめです。
同伴者のご利用には別途2,200円(税込)
オリコカードプラチナ
オリコカードプラチナ年会費20,370円+家族カード3名無料
プライオリティパス6回/年無料が付帯されています。
家族カードが3枚まで無料であるため、家族4人で全員が年齢18以上であればおすすめです。
ジャックスカードプラチナ
ジャックスカードプラチナ年会費22,000円+家族カード3名無料
ジャックスカードプラチナは2024年2月まではラウンジキーですが、2024年3月よりプライオリティパスになります
家族カードが3枚まで無料であるため、家族4人で全員が年齢18以上であればおすすめです。
MIゴールドカード
MIゴールド年会費5,500円+同伴者1名無料、家族カード年会費1,100円+同伴者1名無料
プライオリティパスではなく羽田空港の国際線限定ではありますがTIATラウンジというものに入れます
MIゴールドカードを保有していると同伴者1名まで無料となっております
仮に夫婦+子供2人の場合は、MIゴールドと家族カードを発行しそれぞれ同伴者1名無料を利用すれば4人で入ることができます
TIATラウンジはコロナ禍以降ラウンジに入るまでかなりの待ち時間があるようなのであまりおすすめしません
デルタスカイマイルゴールド
年会費28,600円+同伴者1名無料
世界各国約750ヶ所以上のスカイチーム ラウンジを、カード会員本人と同伴者1名まで無料で利用可能です