SBI証券でクレカ積立ができるカードが増え、そのカードに変更しようとしたがうまくいかなかったという方も少なくないと思います。
この記事を読んでいただければ以下のことがわかります。
・三井住友と東急は仲介口座変更することでカード側の特典がうけられる ・仲介口座を変更しないとクレカ積立できないカードがある ・既にいずれかの仲介口座になっている場合は解除することができる ・仲介口座を解除するにはカスタマーセンターに電話する必要がある ・仲介口座の解除には2〜3営業日かかる ・仲介口座を変更しても新生コネクトやハイブリッド預金、出金口座などの設定は残る ・仲介口座を変更すると選べるポイントサービスなどに制限がかかる ・三井住友カードでクレカ積立できなくなる仲介口座がある
仲介口座を変更することによってクレジットカード側の特典がアップ
三井住友仲介口座ならVポイントアッププログラム+1%(2024年4月まで)
三井住友カードor三井住友銀行の仲介口座に設定しNISA残高が月末時点で50万円以上あれば、Vポイントプログラムが+1%となります
Vポイント加算対象店舗でタッチ決済をすると最大20%還元となりますが、そのうちの1%がこの条件です。
Vポイントアッププログラムのうち、以下の2つは三井住友カードor三井住友銀行の仲介口座にしていなくてもメインポイントをVポイントにするだけで対象となります
・当月の投資信託の買付が1回以上で+0.5%
・当月の国内株式または米国株式の取引が1回以上で+0.5%
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三井住友仲介口座ならVポイントアッププログラム+1%(2024年5月から)
・三井住友カードor三井住友銀行の仲介口座でNISA残高が月末時点で200万円以上あれば、Vポイントプログラムが+0.5%となります
・三井住友カードor三井住友銀行の仲介口座でOlive会員はNISA残高が月末時点で100万円以上あれば、Vポイントプログラムが+0.5%となります
Vポイントアッププログラムのうち、以下は三井住友カードor三井住友銀行の仲介口座にしていなくてもメインポイントをVポイントにしていれば対象となります
・当月のVポイント投資合計10,000ポイント以上利用で+1%
東急カード仲介口座ならクレカ積立でポイント最大3%還元&東急ロイヤルクラブ1カウント
東急カードの仲介口座の場合は以下のオリジナル特典を享受することができます。三井住友カードより東急カードで積立したほうがポイント還元率が高くなる方は切替を検討したほうがよいでしょう
・東急カードでのクレカ積立設定で最大3%還元(月5万円まで)
・1万円以上のクレカ積立で東急ロイヤルクラブ条件+1カウント
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SBI証券の仲介口座を変更する方法
SBI証券の仲介口座とは
SBI証券ではクレカ積立でポイントを貯めることができる仲介口座が複数あります。
・高島屋フィナンシャルパートナーズ仲介口座
・東急カード仲介口座
・SBI新生銀行仲介口座
・三井住友カード仲介口座
・UCS仲介口座
・JFRカード仲介口座
・三井住友銀行仲介口座
・オリコ仲介口座
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仲介口座を変更しないとクレカ積立できないカード
以下のクレジットカードで積立したい場合はそれぞれの仲介口座へ変更する必要があります
・高島屋カード
・東急カード
・アプラスカード
・UCSカード
・JFRカード
・大丸松坂屋カード
上記カードに対応する仲介口座へ変更した場合は、三井住友カードなど他社のクレジットカードでクレカ積立ができなくなりますのでご注意ください
一度、いずれかの仲介口座へ変更したあとに、また三井住友カードでクレカ積立したいとなった場合には仲介口座の変更手続きをすれば再度三井住友カードで積立することも可能です。
※即日には変更できませんのでご注意ください。
仲介口座であるかの確認方法
まずは現在利用しているSBI証券が仲介口座かどうか確認します
SBI証券のWEBサイトログイン後、左上のSBI証券のロゴの横にSBI証券以外のロゴが掲載されている場合は金融商品仲介業者経由の口座です
スマートフォンでログインする場合はログイン後TOPページ上部に「〇〇仲介口座」と記載があります
仲介口座の記載がない方はいつでも変更可能ですので、希望する仲介業者への変更申込が可能です
仲介口座から別の仲介口座へ変更する方法
すでに仲介口座の方が別の仲介口座へ変更したい場合は、まずはプレーン(仲介口座ではない)口座に戻す必要があります
仲介口座から仲介口座へ直接変更することはできません
NG:三井住友カード仲介口座→東急カード仲介口座
OK:三井住友カード仲介口座→金融商品仲介業者経由ではない口座→東急カード仲介口座
プレーンな「金融商品仲介業者経由ではない口座」へ変更する場合は、カスタマーサービスセンターへ電話する必要があります
なお、変更前の仲介口座で独自サービスを受けていた場合はそれを享受できなくなる可能性がありますので、事前に確認しておきましょう
仲介口座を変更しても変わらないもの
SBI新生コネクトはSBI新生銀行以外の仲介口座でも設定可能
SBI新生コネクトおよび新生銀行への自動出金機能は、SBI新生銀行以外の仲介口座でも設定可能です。
SBI新生銀行以外の仲介口座へ変更しても、SBI新生コネクトのダイヤモンドステージ適用に影響はありませんのでご安心を
SBIハイブリッド預金はSBIネット銀行以外の仲介口座でも設定可能
住信SBIネット銀行(提携NEOBANK含む)でのハイブリッド預金は、住信SBIネット銀行以外の仲介口座の場合でも設定可能です
仲介口座を変更すると変わってしまうもの
三井住友カードでのクレカ積立ができなくなる
以下の仲介口座にした場合、三井住友カードでのクレカ積立ができず、それぞれの仲介口座に対応するクレジットカードでしか積立ができなくなってしまいます。
・高島屋フィナンシャルパートナーズ仲介口座:タカシマヤカードのみ
・東急カード仲介口座:東急カードのみ
・SBI新生銀行仲介口座:アプラスカードのみ
・三井住友カード仲介口座、三井住友銀行仲介口座:三井住友カードが発行するカードのみ
・UCS仲介口座:UCSが発行するおすすめカード・提携カードのみ
・JFRカード仲介口座:大丸松坂屋カード・さくらパンダカードのみ
・オリコ仲介口座:オリコカードのみ
選べるポイントTポイント、Pontaポイント、Vポイント、dポイント、JALのマイル、PayPayポイント
SBI証券では付与されるポイントを通常6種類の中から選ぶことができます
「Tポイント、Pontaポイント、Vポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイント」
しかし、一部の仲介口座では付与されるポイントが固定されてしまうのでご注意ください
・三井住友カード仲介口座or三井住友銀行仲介口座:Vポイントしか選べない
・東急カード仲介口座:TOKYUポイントしか選べない
・高島屋フィナンシャルパートナーズ仲介口座:タカシマヤポイントしか選べない
・UCS仲介口座:Uポイント・majicaポイントしか選べない
・SBI新生銀行仲介口座、オリコ仲介口座:Tポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントの中からしか選べない
ポイント投資に制限がかかる
SBI証券ではメインポイントに設定しているポイントを1ポイント=1円分として投資信託の買付に充当することができます
Tポイント・dポイント・Vポイントのいずれかにメインポイントを設定すればポイント投資をすることができますが、以下の仲介口座に変更した場合はそれぞれ制限がかかります
・三井住友カード仲介口座、三井住友銀行仲介口座:Vポイントでのみ買付可能
・高島屋フィナンシャルパートナーズ仲介口座:タカシマヤポイントでのみ買付可能
・東急カード仲介口座:ポイント投資ができなくなる
・UCS仲介口座:ポイント投資ができなくなる