子どもの資産運用において、我が家は第一子と第二子で異なる戦略をとっています。
第二子の口座は、ジュニアNISA枠を含めた投資信託を全世界株式(オルカン)に100%配分しつつ、個別株では優待とバリュー(割安)の両面から銘柄を厳選しています。
旧ジュニアNISAと現在の特定口座をどう使い分けているのか、その内訳を公開します。
運用の二段構え ジュニアNISA(旧制度)と特定口座
我が家の第二子の運用は、以下の2つの口座を併用しています。
- ジュニアNISA(ガチホ枠):制度終了前に、非課税枠のすべてを全世界株式(オルカン)の購入に充てました。現在は非課税期間を最大限に活かすため、継続保有しています。
- 特定口座(攻め枠):現在のメイン運用口座。源泉徴収ありを選択しつつ、確定申告で税金を取り戻す還付スキームを実行しています。
評価損益率 38.36%の実績実際の運用状況

国内株式 60% / 投資信託 40% という比率で、市場平均を上回るリターンを維持しています。
投資信託(40%) 全世界株100%でベースを築く
第一子ではオルカンと全米株式を組み合わせていますが、第二子の投資信託枠は100%全世界株式(オルカン)で構成されています。
ジュニアNISA制度があった時期に、その非課税枠をすべてオルカンの購入で消化しました。
資産全体の4割をオルカンに割り当てることで、日本株中心の個別株ポートフォリオとのバランスをとり、世界経済全体の成長を取りこぼさない守りの要としています。
日本株ポートフォリオ(60%) 優待とバリューの融合
日本株は、優待による実益と、バリュー株(割安株)としての側面を併せ持つ銘柄を中心に厳選しています。
特に以下の主力銘柄に厚く配分しています。
主力級の優待バリュー株
- ニップン:食品株として安定しており、優待と配当のバランスを評価してポートフォリオの筆頭に据えています。
- 特殊東海製紙:堅実な事業基盤を持ち、優待内容の使い勝手の良さを考慮しています。
- 共英製鋼:鉄鋼セクターのバリュー株として保有しています。
- ヤマハ発動機:モビリティへの親しみやすさと、高い配当・優待利回りを評価しています。
その他の保有銘柄
- ホンダ、イエローハット、学研:子どもにとっても身近な企業の優待。
- 家電・美容:エディオン、ビックカメラ、コジマ、ヤーマン。家族全員で保有し優待を合算することで、家電購入などの生活コストを下げています。
第一子と同様、株価が割高になれば売却し、割安な優待株へ乗り換えるローテーションを定期的に行い、含み益と配当の質を維持しています。
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特定口座をあえて選ぶ還付術
ジュニアNISA枠以外の投資では、あえて特定口座(源泉徴収あり)を選んでいます。
所得がない子ども名義なら、確定申告を行うことで源泉徴収された所得税を基礎控除の範囲内で取り戻せます。
戻ってきた税金を再投資に回すことで、複利効果を加速させています。
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2027年開始の子供NISAへの備え
2027年から新ジュニアNISA制度(仮称)が開始される予定です。
現在の新NISAの成功を受け、未成年者にも非課税枠が再拡大されます。
今後は、特定口座で運用し還付を受けている資金を、2027年以降は順次この新しい非課税枠へシフトさせる計画です。
制度開始までに特定口座で資産の土台を膨らませておくことが、新制度でのロケットスタートに繋がります。
まとめ 制度と税制を味方につける
- ジュニアNISAは全世界株(オルカン)で枠を使い切り、継続保有して恩恵を最大化。
- 特定口座(源泉徴収あり)と確定申告を組み合わせ、現在の利益も実質非課税化。
- 2027年の新制度を見据え、今から資産の質を高めておく。
新NISAが使えない現時点でも、仕組みを理解して運用すれば38%超の成果を出すことは可能です。
2027年からのさらなる追い風に備え、準備を進めていきます。