投資信託はノーロードに絞込み信託報酬が安い順に並び替えて検討しよう

株主優待

投資信託はノーロードの中から信託報酬が安いものを選べばOK

投資信託に関する費用はいくつかありますが、ノーロード(購入時手数料0円)の商品から選び、信託報酬(運用管理費用)を安い順に並べて上位のものから候補にしていけば大丈夫です。
以下、解説していきます。

投資信託にかかる主な3つの手数料

投資信託には主に以下の3つの手数料が存在します。

  • 購入時:購入時手数料
  • 保有中:信託報酬(運用管理費用)
  • 売却時:信託財産留保額
購入時手数料

字の通り購入するときに支払う手数料で、基本はノーロード(無料)の商品から選びましょう。
証券会社の窓口や銀行窓口では今でも購入時手数料が有料のものを取り扱っていますが、ネット証券はほとんどがこの購入時手数料は無料になっております。
また、金融庁が選定する”つみたてNISA”の対象銘柄はノーロードの商品しか存在しません。つまり、購入時手数料がかかるものは金融庁が推奨していないとういうことにほぼ同義であると考えられます。

信託報酬(運用管理費用)

保有している間、毎日支払っていく費用です。投資信託を選ぶ際は、安い順に並び替えてから選ぶのをおすすめします。
金融庁が選定する”つみたてNISA”の対象銘柄はすべてこの信託報酬が0.25%以下なので、0.25%超の投資信託は金融庁が推奨していないということだと考えられます。
一般的に、運用会社が独自の見通しや投資判断に基づいて売買を重ねて収益を増やそうとするアクティブファンドは信託報酬が高く設定されていますが、アクティブファンドだからといって成績が良いとは限りません。

信託財産留保額

信託財産留保額は売却(解約)する際に支払う費用です。多くの人が信託財産留保額は無料のほうが良いと勘違いしている費用なのですが、実際には有料でも無料でも気にしなくても良いです。
窓口等で販売している方も勘違いしている人がいらっしゃいますので注意してください。
有料の場合は自分が解約したときに支払い、無料の場合は他の人が解約したときに間接的に費用を負担していることになっているので、どちらにしても費用負担するものなので気にしなくてもよいものです。

投資信託を検索する際は①ノーロード②信託報酬安い順

実際に証券会社や銀行で信託報酬を探す際には、まずノーロードの商品に絞り込みをしましょう。
続いて、信託報酬を安い順に並び替えた上で、上から検討していく流れが良いと思います。
信託財産留保額の欄については見なくて構いませんし、説明されても気にしなくて大丈夫です。
または、金融庁を信じて”つみたてNISA”対象銘柄に絞り込んでから検討するのも良いと思います。