国民年金・厚生年金の金額はいったいいくらなのか算出

ポイ活

年金の受給額について計算を加えて見積もってみました

年金2000万円問題についてのこともありますし、実際に私は毎年いくらぐらいもらえるのかを確認してみました。

私はいわゆる普通のサラリーマンなので、給料から年金が天引きされております。

給与明細上では「厚生年金保険料」という項目ですね。

この厚生年金保険料ですが、会社が裏で50%負担してくれており、

残りの50%を我々の給与から引かれる仕組みとなっております。

会社よありがとう!

65歳以降の年金支給額を計算するには基礎年金と厚生年金で分ける必要があります

基礎年金

基礎年金の計算式は以下の通りで、

見てわかるのですが基本的には20歳から60歳までしっかり納めていると毎年78万円もらえることになります。

65歳以降の毎年の年金支給額=78万円×年金を納めた年数÷40

月に考えると、だいたい6万円ほどもらえる計算ですね。

これはサラリーマンだろうと自営業だろうと公務員だろうと皆同じ条件です。

ちなみに、厚生年金に加入している場合は、基礎年金も納めていることになります。

ここまでは基礎年金部分ですが、私のような企業勤めのサラリーマンは厚生年金が上乗せされます

厚生年金

厚生年金の支給額は給与に左右されまして、ざっくりいうと以下の通りです。

65歳以降の毎年の年金支給額=標準報酬月額の平均×0.5%×給与をもらった月数

ちょっと難しいですが、

22歳から60歳まで平均年収で会社務めした場合は、

厚生年金は65歳以降はだいたい年92万円ぐらいもらえることになります。

標準報酬月額は給与明細に載っていないこともありますが、

基本的には基本給より多いので、(残業代や交通費の支給なども含めて計算されるからです)

簡易的になりますが以下のように最低金額として基本給を当てはめて計算しても良いかもしれません

基本給の平均×0.5%×働いた月数

しかし、少子高齢化であるため30年後にもこの計算式が継続されているとは思いません。

まぁ、今のうちに老後の年金受給額がある程度わかったのは良かったと思います。

公的年金以外にも頼るしかない

基礎年金は約78万円、厚生年金は約92万円とわかり、

思ったより少ないなと思う方はiDeCoやつみたてNISAなど税制優遇制度を使って対策するのも良いですし、

会社の確定拠出年金にマッチング拠出を追加したり、年金保険に加入したり、積み立ての生命保険に加入したりなどなど、

老後の年金を増やす方法はいくつも選択肢はあるので、

老人ホームに入所するお金は自分で払えるようにもう少し年金を増やしたいと思っております。

これからの時代、生きていることのほうがリスク。

我が子にあまり迷惑はかけたくないですしね。

GPIFという名の年金を運用している機構

私たちが納めている年金はGPIFというところが少しでも増えるように運用しておりまして、

今は結構プラスになっているようです。

少子高齢化によって年金の払い出しのほうがどんどん増えてしまっている現状なので、

このGPIFの運用でなんとかプラスにしてもらい年金受給額が減らないようにしてほしいです。

昔はほとんど運用していなかったらしいですし、お国の機関なのであんまり期待できないけど、

これからはしっかり頑張ってほしいです。