会社の団体保険には加入するべきか

ポイ活

拠出型企業年金保険・損害保険は全員におすすめ

拠出型企業年金保険は生命保険料控除の枠があいていればおすすめ

団体保険の中に拠出型企業年金保険があり、生命保険料控除の枠があいていれば加入することをおすすめします。
※拠出型企業年金保険は、確定拠出年金など似たような言葉・単語が存在するので注意してください。※拠出型企業年金保険は積立保険や年金保険といった別の名前でパンフレットに載っていることが多いので見落とさないように注意が必要です。

損害保険

以下の種類の損害保険の取り扱いがあり、民間保険より金額が安価であればそちらもおすすめです。

  • 個人賠償責任保険
  • 火災保険
  • 自動車保険

拠出型企業年金保険とは

拠出型企業年金保険とは

拠出型企業年金保険とは団体保険の一種で、団体でしか入ることができない保険商品になります。
また、”積立保険”や”年金保険”といった別の名称で書いてある場合もあり見落としてしまう可能性が高いのですが、どこかに小さく拠出型企業年金保険と書いてありますので確認ください。
団体でしか入れない拠出型企業年金保険は保険料が割安に設定されており、個人で加入する貯蓄型の保険は解約金の損益分岐点が数十年に設定されているのに対して、概ね5年以内で損益分岐点を突破します。

保険料控除

拠出型企業年金保険は「生命保険料控除」になるものと、「個人年金保険料控除」になるものがあります。
その他に生命保険料控除を受けられる保険に入っていないのであれば、生命保険料控除の制度を活用するために加入するのもオススメです。
もし生命保険料控除の目的で加入するのであれば月7,000円以下での加入がおすすめですが、3種類の生命保険料控除の加入状況に応じて上限がありますのでご自身で確認ください。

No.1140 生命保険料控除|国税庁
退職・途中解約の可能性がある場合はNG

拠出型企業年金保険に加入後に勤務先を退職する場合、ほとんどのケースで解約する必要が出てきます。
そのため、3年以内に退職・途中解約しそうな方は拠出型企業年金保険への加入はおすすめしません。
個人で加入する積立型の保険に対して損益分岐点の突破が早いとしても、それよりも早い時期に解約した場合、損する可能性が十分にあります。

生命保険は多くの方は不要

上記にあげた団体保険以外にも、団体保険のパンフレットには生命保険や医療保険などがラインナップとして存在します。
しかし、結婚していない、子がいない、親が現役世代といった人は基本的には生命保険は不要だと考えます。
例えば、「死亡時に●●万円が保険からおります」といった保険に入るとして、それは誰のために残すお金ですか?あなたが亡くなってお金に困る人はいますか?
まずはここから考えて、不要な保険には入らずに本当に必要な保険とお得な保険にだけ入るようにしましょう。
こちらの記事でも解説しております 保険は入るべきはどんな人か?入るなら何の保険に入るべきか?