1歳児の子どもが熱性けいれん!意識回復が悪く救急車を呼び大学病院へ入院

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子育て

この記事は、我が子が熱性けいれんを発症し大学病院へ入院した実体験をもとにしております。

ぜひご覧いただき、熱性けいれんの予習や、同じような境遇で悩まれている方の助けになれば幸いです。

もし、今まさに熱性けいれん発症中・直後の場合でこの記事にたどり着いた方は、そうとうネット検索に時間をかけてしまっています。
すぐにかかりつけ病院や以下番号へ連絡し医師・看護師などのプロに助言をもらったほうがよいと思います。
素人の記事を見るよりプロの意見を早く聞いたほうが子どものためになります

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けいれん時にやったこと・やるべき対応

落ち着く

いざ我が子がけいれんを起こすと、一瞬何がなんだかわからなくなります。

しかし、けいれんだけでなくその他の病気や怪我・事故・災害などであっても、落ち着いて行動をとることができれば、的確に医師・専門家に情報を伝えることができ、適切な処置を受けられるようになります。

また、本人もいつもと違う状況(熱やけいれん)に困惑しているはずなので、子ども自身を落ち着かせるための声掛けをもっとするべきだったと思いました。

観察する

けいれん発症から入院までの間、以下のような内容を救急隊・医師・看護師にヒアリングされたため、スマホはもちろん時計やカメラ、メモなどを使ってより正確に情報を伝えられると良いと思いました。

  • けいれんが始まった時間、終わった時間
  • けいれん終了後から意識回復までの時間・様子はどうか?
  • 目はどこを向いているか?
  • けいれんはビクビクか?ピーンか?
  • けいれんは体の全体か?半分だけか?
  • 声掛けに反応があるか?
  • 目はあうか?
横向きに寝かせる

我が子の場合は、抱っこしている状態でけいれんが始まったため、突然の脱力により下へ崩れるようにズルズル落ちてしまいました。

口からは泡が混じったよだれが出てしまっていたのですぐに横向きに寝かせました。
ネットで事前に上向きで寝かせるのはよくないと何度も見ていたため、しっかりと行動に移せてよかったです。
ベッドに移動させ看護師に預けると回復体位のような体制にしていたのでやはり横向きは正解だったようです。

回復体位とは?普段どおりの呼吸はあるけど意識がない!救急車を待つ間にできること|AED(自動体外式除細動器)サービス(レンタル)|医療サービス|法人向けセキュリティ対策・防犯対策のセコム
回復体位とは、気道を確保し、吐物などの誤嚥を防ぐための体位で、ファーストエイドの方法のひとつです。特に意識のない傷病者に適しています。回復体位について、必要な状態や姿勢の取り方、その他の安静に適した体位やファーストエイドの方法を解説します。

大学病院の医師先生に説明いただいた熱性けいれんの概要と行動

熱性けいれんについて担当医から直接に、概要ととるべき行動をご教授いただきましたので皆様にもご共有させていただきます。

概要や対処方法は医師・書籍・ネットの情報によってそれぞれ内容が異なるかもしれませんので、私が医師から直接お聞きした1つの例として参考にしていただければと思います。

熱性けいれんの概要

・熱性けいれんを発症する確率は10%前後(10人中9人は未経験)
・一度熱性けいれんを起こした方の再発率は15%前後(発熱から熱性けいれんまでの間隔が1時間以内の場合は30%前後)
・コロナ感染による発熱は急激に高熱になりやすいこともあり熱性けいれんも同時に起こりやすい

熱性けいれんが起きた時

・体を横に向けるようにする(嘔吐することがあり、それが気管に入ってしまうことがあるため)
・可能であれば動画を撮影する(われわれ素人が医師にけいれんの様子をしっかり伝えられるように)
・5分以内に収まれば小児科を受診
・5分以上続いた場合は救急車を呼ぶ(けいれんが止まらないリスクがあるため。5分経った段階で救急車を呼び、救急車が到着した頃にけいれんが止まっていた。というケースもよくあるとのこと。)

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保育園呼び出しから入院まで

保育士の経験と勘が的中

保育士の方は、何度も熱性けいれんの経験をしたことがあるんだと感じました。
保育園から発熱の電話連絡とお迎えの依頼があった際に、「急に高熱がでてるため普段の発熱とは違いそうです」と言われました。その時の体温が39.2℃。

午前までは平熱だったのが、15時に39℃を超える高熱になったため、保育士の方はけいれんが起きるかもと予想していたのかもしれません。
これも推測ですが、お迎えに行った時に園長の近くにいたのはけいれんに備えてなのかもしれません。

かかりつけ医にて熱性けいれん発症

15時30分:子どもを保育園で受け取り、予め予約していたかかりつけ医へ到着。
15時45分:受付待ちの間にけいれん発症。抱っこしていた子どもがビクビクしながら脱力し床に崩れ落ちました。すぐに受付の方に、けいれんが出たので診てほしいと依頼。看護師へ預け診察室へ移動。その際、安静体位のような体制にされていた。
15時46分:ひきつけの薬を投与し約1分間のけいれんが終了。けいれん終了後の数分後、体の震えとそれに続き小さなけいれんが数秒。
16時15分:けいれん終了後も呼びかけへの反応が悪いため、大学病院へ転送する判断が医師からくだる。けいれん終了から数十分の間、名前を呼んでも反応がない・目が合わないといった状態でした。
16時25分:救急車到着。看護師から救急隊へけいれん時間、けいれん終了後から現在の様子などを引き継ぎ。私は子どもを抱え、救急隊とともに救急車へ乗り込みました。救急車へ乗車すると突然泣き、声掛けにもしっかり反応するようになりまして1度だけ「ピーポー」と発していました。乗車中、救急隊からは発症までの経緯や身長、体重、家族の病状などのヒアリングを受けました。

ここでやはり重要だとわかったのがけいれんの時間。
その中で、私(親)にしかわからない・私にしか答えることができなかったのが、けいれんが始まったのはいつからなのかということ。
もしここで誤った情報を伝えれば状況が変わってしまっただろうし、1分や数秒という短い時間で医師や看護師が処置・対応されている中で、この情報はすごく重要だとわかりました。

多くのシチュエーションにおいて「けいれんがいつ始まったのか?」は、一緒にいた親にしかわからない。といったケースが多くなるのではないかと思います。

大学病院着から病室に入れるまで約6時間

16時45分:大学病院到着
23時00分:小児病棟・病室に入る

この間、実に6時間ほどで以下のような検査を行い異常がないかチェックをしてもらっていました。
・感染症検査(インフルエンザ・RSウイルス・アデノウイルス・コロナウイルスなど)
・血液検査
・尿検査
・レントゲン

また、1歳時の小さい体に以下のような管がつながれており、とても心が痛かったです。
・点滴
・酸素吸入
・パルスオキシメーター

救急室の部屋は明るく、検査のために何度も起こされるためになかなか眠れなかったようです。何度も抱っこをして寝かしつけをしていました。
6時間付きっきりでいましたが23時近くなりやっと入院部屋を確保することができました。病室前で別れた後は、救急室で待っていた6時間は一瞬だったように感じ、もっと抱っこしてあげればよかったなと。

1才児の入院グッズ

深夜に入院スタートしたこともあり、次の日の朝に入院グッズを持ち込みました。

以下の荷物を用意しましたが、保育園と同じように名前の記入が必要だったので、基本は保育園グッズを使いました。
ただ、パジャマは洗い替え程度しか持っていなかったので困りました。最低4着は持っていないと入院時は厳しい・・・。バスタオルもしかり。

・おむつ
・おしりふき
・肌着
・パジャマ
・バスタオル
・小タオル
・ボディソープ
・歯ブラシ、コップ
・ボックスティッシュ
・絵本

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